妊婦健診
妊婦健康診査を必ず受けましょう!
★妊娠中は、ふだんより一層健康に気をつけなければなりません。
★少なくとも毎月1回(妊娠24週(第7か月)以降には2回以上、さらに妊娠36週(第10月)以降は毎週1回)、健康診査を受けてください。
妊婦健診って何をするの?
★妊婦さんの健康ぐあいや、お腹の赤ちゃんの育ちぐあいをみるため、身体測定や血液・血圧・尿などの検査をします。
★特に、貧血、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病などの病気は、お腹の赤ちゃんの発育に影響し、母体の健康を損なうことがあります。
★妊婦健診を受けることで、病気などに早く気づき、早く対応することができます。
次のような症状があれば定期の健診日を待たずに早めに受診しましょう!
・性器出血 ・腹痛 ・発熱 ・むくみ ・めまい ・下痢 ・がんこな便秘 ・ひどいつわり(嘔吐や体重減少) ・強い頭痛 ・普段と違うおりもの ・胎動を感じなくなった ・強い不安感 ・イライラ ・動悸がはげしい
妊娠8週頃 |
妊娠初期検査(血液検査、子宮頸がん検査)。別途希望者にはサイトメガロウィルス抗体、麻疹抗体、水痘・帯状疱疹ヘルペス抗体、人パルボウィルス抗体、ムンプス抗体の検査を行います。 |
妊娠12週頃 |
妊娠初期検査の結果を説明。経膣超音波 |
妊娠16週頃 |
経腹超音波(13周以降はほぼ毎回実施)
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妊娠20週頃 |
腹囲、子宮底の測定(20週以降は毎回実施)。赤ちゃんの成長を見ます。 |
妊娠24週頃 |
適宜内診を行います。 |
妊娠26週前後 |
赤ちゃんの成長を見ます |
妊娠28週頃 |
妊娠中期検査(血液検査、腟分泌物培養) |
妊娠30週頃 |
妊娠中期検査の結果説明。助産師外来 |
妊娠32週頃 |
赤ちゃんの成長を見ます |
妊娠34週頃 |
赤ちゃんの成長を見ます |
妊娠36週前後 |
妊娠後期検査(血液検査、腟分泌物培養)。36週以降は毎回内診を行います。妊娠後期の血液検査、内診、赤ちゃんの聴覚検査の説明 |
妊娠37週前後後 |
妊娠後期検査の結果説明。胎児心拍モニターNST(ノンストレステスト)を行います。(30~40分程度) |
妊娠38週~ |
超音波、内診 |
妊娠39週前後後 |
NST、内診 |
妊娠40週前後後 |
予定日を超過すると健診間隔は約5日になります。 |
※体重測定、尿検査、腹囲、子宮底はほぼ毎回行います。
NST(ノンストレステスト)検査とは
分娩は赤ちゃんの心拍をモニタリングしながら行います。その時の心拍と、お産前に測っておいた普段の心拍を比べることにより、より正確な赤ちゃんの状態を把握していきます。37週頃からの妊婦健診で行うNST検査は、その普段の胎児の心拍を記録していくもので、30~40分ほどの時間を要します。
4Dエコー
透けて見えるエコー voluson e10
日々進む医療技術の進歩。医師の技量はもちろん重要ですが、それをサポートしてくれる最新のテクノロジーは、診療の大きな手助けとなってくれます。あきせが導入した4Dエコー、VolusonE10は現在の4Dエコーの中でも最新かつ最上位で、胎児に重なる臓器を透かして観察することができます。骨形や血流もより明瞭に、患者様にわかりやすく見えるようになりました。4Dプローブ(お腹にあてる超音波発生器)も従来のエコーと違い縦と横の複合スキャンでより緻密で正確な情報を見せてくれます。
タイムラグも大幅に改善されリアルタイムに近い動きもご覧頂けます。視覚的な凄さは、得られる情報量を格段に上げてくれます。より多角的に先天異常を早期発見したりと、医師とお母さんのサポートをしてくれます。